「企業のための窒素削減管理手法の情報交換会」開催案内
2024年の9月末に、環境省から“持続可能な窒素管理を目標とした行動計画”※が発表されました。
これから日本国内において窒素削減にむけた取り組みを加速していく必要があります。また自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の中でも、大気へのNH3やNOx排出や水圏へのNO3-流出(栄養塩負荷)が評価項目に入るなど、社会からの関心も高まりつつあります。
そこで、窒素問題に関するプロジェクト(2023~2025年)において国環研と図解総研メンバーを中心として、CSR担当者等の企業の環境活動に携わっている方に向けて、情報交換を目的とした小規模のワークショップを行う運びとなりました。
現在、私達は環境省の管轄する環境総合推進費において、廃棄窒素削減に資する管理手法を網羅的に整理し、その管理手法についてロジックツリーとして整理を行っています。
本ワークショップでは、このロジックツリーを活用して、廃棄窒素削減に貢献する可能性のある各企業・団体における取り組みについて、議論できる場になればと考えました。特に、これまで廃棄窒素という文脈では認識されていなかった各企業の取組み等の環境対策について、認知して頂く機会になることも本会合の目的としています。
※環境省「持続可能な窒素管理に関する行動計画」の策定については、こちら(外部リンク)
会の詳細
日時
2025年2月28日(金)13:00-15:30
場所
東北大学・東京オフィス 会議室B (東京駅直結サピアタワー10階)+ オンライン(前半のみ)
アクセス:https://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/tokyo/access.html(外部リンク)
主催
環境総合推進費5-2301プロジェクト(代表:国環研 仁科、図解総研 沖山、MURC 川島他)
参加方法
下記、お問い合わせの担当者まで直接ご連絡ください。
※締切り:現地参加は1月31日(金)16時まで/オンライン参加は2月14日(金)16時まで
プログラム
13:00-13:35 オープニング
国際・国内の窒素問題の動向・プロジェクトの紹介:仁科
窒素管理手法ロジックモデルの紹介:図解総研 沖山
今回の趣旨:図解総研
13:35-14:05 講演+質疑応答
三菱総研 高田一輝博士 窒素削減の取り組みの最前線(事例紹介)
14:05-14:20 休憩
14:20-14:40 参加者の自己紹介
14:40-15:20 ワーク
取り組みができていること、できていないこと(気づき)をロジックツリーを用いて考えます。
※パソコンを使って作業します。ノートパソコンをご持参いただくようお願いいたします。
(難しい場合には、別途ご相談ください)
15:20-15:30 クロージング
※プログラムは予定のため、当日の進行により時間が前後する場合がございます。
※記録のため、当日は会場の様子を録画・撮影させていただきます。ご要望等ありましたらご相談ください。
お問い合わせ
仁科 一哉(国立環境研究所 地球システム領域)nishina.kazuya★nies.go.jp(★→@)
[掲載日:2025年1月17日]